2011/9/1

京都住人による、香る都のご案内。
とうとうあの団子屋が明らかに・・・！

9:1団子２

あの団子屋の話を聞いてから、
当たり前だが日々は普通に流れていった。

そしてある日。
早めに仕事が終わった夕方。

この時間帯の大映通りは込み合う。
買い物に急ぐ主婦、
無邪気に走り回る子供たち。
学生や撮影終わりに疲れるスタッフ。

しかし、今日は何だかいつもと違う。

…デルタ？
デルタに沢山の人がいる！！
あの団子屋さんが、開いている！

異変に気づき、
急いで並ばなければと意気込む俺の前に、
ママチャリで颯爽と奥様が駆けつける。

く、先を越された。

奥様「みたらし団子３０本で〜」

！？

もはや単位から、考えていたものと違う。
なるほど、これは別世界だ。

「あと、きな粉かけてください〜」

！？

みたらし団子にきな粉！？なんで？
京都風？太秦風？
それともきな粉をかけないのは、
俺の故郷の佐賀県だけだったのか？

みたらし団子を買うのに、
こんなに頭を回転させたのは初めてだ。
というかふだん和菓子屋で買うのは、
「羊羹」か「丸ぼうろ（佐賀産）」くらい。
茶道もやってたけど「みたらし団子専門店」で、
「みたらし団子」を買うなんてことはなかった。

そうこうしているうちに、
前に並んでいた奥様が、
大量の団子の購入を終えた。

つまり、遂にテツのターンな訳である。